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建通新聞社(中部)
2020/03/27

【岐阜】御嵩町新庁舎移転新築 東畑が設計

 御嵩町は新庁舎など整備事業で、2020年度当初予算に設計費など1億5980万円を計上した。庁舎などの設計に7210万円、情報システム構築設計などに680万円、児童館の設計に420万円、この他諸経費に7670万円となっている。
 庁舎などの基本・実施設計は東畑建築事務所名古屋オフィス(名古屋市中村区)が担当しており、21年9月10日までにまとめる。工事の具体的な発注時期や完成時期については未定。
 新庁舎は名鉄広見線御嵩駅の南方、中地内の国道21号バイパス沿い、約3・7fの土地の一部に建設する。新庁舎周辺には災害時の防災拠点となる町民ホールや児童館、保育園なども併設し、機能の集約を図る。
 新庁舎は木造で低層構造、延べ床面積は3600〜4700平方b程度を想定している。また環境モデル都市である同町に合わせ、太陽光発電やバイオマス発電などの再生エネルギー導入も検討している。詳細については庁舎設計の中で詰める。
 町民ホールについては現段階での規模などは未定。児童館は公設民営化、保育園は民設民営化で別途事業を進めている。
 現庁舎は1979年に完成したが、耐震性の問題が指摘されたこともあり、2016年に移転新築が決定した。

提供:建通新聞社