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建通新聞社四国
2020/04/02

【高知】高知龍馬空港国際線ターミナルビル基本・実施設計でプロポ手続き開始

 高知県中山間振興・交通部は3月19日、高知龍馬空港に建設する国際線ターミナルビルの基本・実施設計の公募型プロポーザルを公告した。31日まで受け付けた後、4月下旬に審査委員会を開き、設計者を選定する。
 資格要件は単体事業者または共同企業体。単独の場合は県内に本社・本店を置き、国内で1999年以降に竣工した鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造で延べ2000平方b以上の空港旅客ターミナルビルの新築・増築・改築の設計を完了した実績などを求める。共同企業体の場合は代表者が先述の業務実績を満たし、代表者・構成員のどちらかが県内に本社・本店を置くことなどを求める。見積限度額は1億2785万3000円。
 現時点での新ターミナルビルの想定規模は鉄骨造2階一部3階建て延べ3931平方b。CIQ、チケットや出発・到着ロビー、パッセンジャーボーディングブリッジ、展示会場など多目的使用場としての機能などを盛り込む。委託期間は2021年3月26日。完了後速やかに工事発注し、22年8月の完成を目指す。概算工事費は28億5000万円。建設地は南国市久枝乙58。
提供:建通新聞社