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北陸工業新聞社
2020/04/09

【福井】100年に一度のまちづくり/力強い産業基盤確立へ組織改正で臨む/県土木部 

 福井県は、4月1日から、力強い産業基盤の確立など、新たな可能性の拡大へ、組織改正に取り組んでいる。
 土木部においては、100年に一度のまちづくりの実現へ、福井駅と南越駅(仮称)など新幹線駅周辺のまちづくりを推進するため、土木部理事(土木技術・部長級)を新設し、小川俊昭氏が就いた。また高規格道路課を、中部縦貫自動車道大野油坂道路開通や、舞鶴若狭自動車道の早期4車線化を促進する中縦・舞若整備グループと、福井港丸岡インター連絡道路など地域高規格道路の事業化を促進する広域道路整備グループに再編した。道路建設課には、参事(道路企画)を配置し、道路整備の将来的な方針「道路の将来ビジョン」と、具体的な整備予定個所を明示する「道路整備プログラム」の策定も進める。
 働き方改革や若年層、女性、外国人の雇用支援などへ、土木管理課に建設産業・人材支援室を新設。高木宏之室長は「とりわけ建設産業は人材不足が深刻。喫緊の課題であり、誠心誠意つとめたい」と抱負を話している。
 また、建築住宅課営繕室を、公共建築課(坂川慶介課長)として独立。県有施設の営繕工事の実施に加え、市町相談窓口を設置し、公共施設の長寿命化等に関する専門的な助言などを通し、市町を支援することとした。

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