トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建設経済新聞社
2020/04/09

【京都】管渠追加や伏見用地廃止など 下水道計画変更を京都府が認可

 京都市上下水道局は、公共下水道事業計画について、主要な管渠の追加等を行うとともに、伏見水環境保全センターにおける施設配置計画の見直しを行う。京都府は3月31日付で変更を認可した。
 上下水道局は、今後浸水対策・合流式下水道の改善のために着手する主要な管渠の追加・変更及び貯留施設の変更を行うとともに、鳥羽水環境保全センター吉祥院支所の統合に向けた処理施設の切り替えを反映させる。
 主要な管渠として、鳥羽処理区において、鳥羽第3導水渠(φ4700、L6100m)、九条幹線(φ3100、L1600m)と吉祥院圧送管(φ200、L440m)及び(φ500、L440m)を追加する。このほかは、西部1号・2号分流幹線(φ2000、L670m)[変更]及び(φ2800、L400m)[変更]、烏丸丸太町幹線(φ2400、L1660m)[変更]及び(φ800、L1140m)[追加]、塩小路幹線(φ3200、L1720m)[変更なし]及び(φ1500、L350m)[追加]。
 伏見処理区において、景勝幹線(φ1000、L980m)を追加する。このほかは、津知橋幹線(φ2500、L1150m)[変更]、津知橋北幹線(φ800、L490m)[変更]。
 処理施設においては、南区吉祥院の鳥羽水環境保全センター吉祥院支所のM系処理施設の位置付けを変更(最初沈殿池2池を雨水滞水池に転用)。
 伏見区横大路の伏見水環境保全センターは、拡張用地の廃止に伴い、敷地面積及び処理能力を変更する。
 センター内の施設が順次、改築時期を迎えていく中、改築更新にあわせて、現在使用している用地の中で処理能力の確保が技術的に可能であることから、施設の配置計画を見直し。一部敷地を下水道事業用地として活用せず、廃止することとした。拡張用地の廃止に伴い、事業地の収用の部分について、「京都市伏見区横大路菅本」を削る。これにより敷地面積は約13万4220uから約12万2790u(変更(廃止)面積約1万1430u)となる。
 また老朽化した最初沈殿池の改築更新に伴い、池数を変更する。
 ポンプ施設は変更なし。
 貯留施設は、鳥羽処理区において、西部1号・2号分流幹線(V4500m3)(φ2000、L670m)[変更]及び(φ2800、L400m)[変更]、烏丸丸太町幹線(V7500m3)(φ2400、L1660m)[変更]。
 伏見処理区においては、津知橋幹線(V5700m3)(φ2500、L1150m)[変更]。