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北陸工業新聞社
2020/04/14

【新潟】鈴木で設計、8月着工へ/満日保育園が移転新築計画/秋葉区/規模はS2階1000平方メートル想定 

 社会福祉法人満日福祉会は、現在地で運営している満日保育園(新潟市秋葉区七日町1835番地甲)の移転新築を計画している。
 新潟市の20年度当初予算「私立保育園等建設費補助」の1つに盛り込まれた。現園舎の老朽化と保育室が狭隘のため、19年から保育園の移転準備を進めてきた。秋葉区七日町地内の旧満日小学校グラウンドに移転新築を図る計画。新園舎の規模にS造2階建て延べ約1000平方メートルを想定し、定員は70人から90人への増員を予定。8月ごろの着工に向け、早ければ5月にも入札公告が行われるもよう。
 設計は鈴木設計企画(新潟市中央区沼垂西2丁目)が担当。
 新園舎は21年春開園を目指し、借地となっている現園舎は解体を経て返却されるという。
 満日(まんにち)保育園は1952(昭和27)年5月に季節保育所として開園。戦後の混乱状態の中、農家の人手不足のお手伝いと幼児の健全な育成を目標に、満日婦人会が中心になり、七日町青年会会場の一部を借りて保育を開始した。園舎の老朽化と保育室が狭隘のため、保育園の移転改築を行い、78年に現園舎が完成している。

hokuriku