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建通新聞社
2020/04/20

【大阪】文部科学省が発注予定 近畿は工事136件

 文部科学省は、2020年度の発注見通しを公表した。近畿2府4県の対象案件のうち、4月6日現在の見通しに盛り込まれたのは工事が136件、業務が7件。発注規模6億円以上のWTO対象工事には6件を予定している。
 WTOでは、大阪大学の建築工事で4件、京都大学の設備工事で2件の内訳。
 大阪大学(吹田)医学部付属病院統合診療棟等新営その他工事を第3四半期に公告する。鉄骨一部鉄骨鉄筋コンクリート造地下2階地上8階建て延べ6万7500平方bの新棟の建設と既存2棟の改修を行う。同時期に電気と機械も分離発注する。
 大阪大学(吹田)薬学研究科教育研究棟新営(杏の杜プロジェクト)その他工事も第3四半期に公告。規模は鉄骨造4階建て延べ3240平方b。電気、機械は分離発注となる。
 大阪大学(吹田)歯学部本館改修その他工事は第1四半期に公告。建物内外装の改修や建具改修などを行う。
 大阪大学(吹田)医学動物実験施設改修その他工事の建築は、既に公告中だ。
 京都大学(医病)基幹・環境整備の自家発電設備と特高受変電設備の電気2件はそれぞれ第1四半期と第2四半期に公告する。
 工種別では建築が44件、電気が36件、管が42件、土木が7件、防水が3件、電気通信が2件、機械器具設置が1件、内装仕上げが1件。
 業務の7件は、設備改修設計1件、土壌調査1件、工事監理5件の内訳。設備改修設計は京都大学臨床研究総合センター等空調設備改修設計の1件で、第1四半期に公告する。

提供:建通新聞社