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北陸工業新聞社
2020/04/30

【新潟】プロポ有力、現在地建替へ/日赤県支部の赤十字会館/中央区 

 日本赤十字社新潟県支部は、新潟市中央区で老朽化が進む赤十字会館について、現在地で建替える方向で検討を進めている。20年度は建替えに伴う基本・実施設計および解体設計を予定しており、選定にあたっては本社との協議が必要になるが、公募型プロポーザル方式の採用が有力。公告時期については新型コロナウイルスの対応などにより見通しが立っていないという。
 1974年に建設された赤十字会館(中央区関屋下川原町1丁目3番12号)はRC造5階建て延べ約3000平方メートル。老朽化が進み、機能や維持コストを考慮すると、数年以内に建替えが必要な状況になっている。会館に入居していた血液センターは中央区美咲町1丁目に移転新築(規模RC造2階建て延べ2641平方メートル、施工=本間組)され、このほど業務を開始した。センターの機能が移ったため、新会館は既存施設より縮小される見込み。新潟県支部の20年度予算には営繕計画(新社屋建設・基本計画等の策定)の経費が盛り込まれている。
 基本構想は、新潟市建築設計協同組合(担当事務所=翔アトリエ)が担当。

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