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建通新聞社(岡山)
2020/05/01

【岡山】国土交通省岡山国道事務所 国道2号の玉島・笠岡道路(U期)および笠岡バイパス関連の大型工事として西大島トンネル、新神島大橋下部その1、新神島大橋下部その2を今秋に発注

 国土交通省岡山国道事務所は、国道2号の玉島・笠岡道路(U期)および笠岡バイパス関連の大型工事として西大島トンネル、新神島大橋下部その1、新神島大橋下部その2を今秋に発注する方針。
 西大島トンネルは上り線で延長570b、掘削内空断面約62平方b、ナトム工法、発注は段階選抜方式。新神島大橋下部その1は橋脚工3基(A1、P1、P2)、同 その2は橋脚工3基(P3〜6)、発注は2件とも一括審査方式。同橋は笠岡港航路をまたぐもので基礎工はケーソン基礎、深礎杭で口径は箇所により2000〜7000_。P2・P3は海中部となる。下部工は逆T式橋台、張り出し式橋脚、予定している上部工はPC2径間連結バルブT桁橋+鋼4径間連続細幅箱桁橋の橋長380b、全幅員10・1〜10・7b。
 玉島・笠岡道路では里庄町内に新規着手する他、六条院中地区ほか改良工、西大島新田橋梁ほか上部工、西大島高架橋ほか下部工、六条院トンネル掘削工などを推進する。20年度予算は53億8500万円。3月末現在の用地進捗率は約99%、事業進捗率は約33%。21年度以降の見込み残事業費は約300億円。
 笠岡BPでは鋼管町地区、寺間地区、横島地区などに新規着手する他、カブト南地区ほか改良工、入江大橋ほか下部工などを推進する。同じく予算は24億3300万円。用地進捗率は約98%、事業進捗率は約68%。21年度以降の残事業費は見込み約70億円。


「提供:建通新聞社」