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建通新聞社
2020/05/08

【大阪】北千里駅前再開発 20年度準組設立目指す

 吹田市は、計画を進める北千里駅前地区再開発事業について、2020年度内の準備組合設立を目指している。今後は地権者による意見交換などを行うが、新型ウイルスの影響もあり、スケジュールは未定の様子だ。
 再開発のエリアは阪急北千里駅西側に位置する吹田市古江台4丁目の敷地約3・1f。千里北地区センターとして市民に親しまれ、図書館や地区公民館などの公共施設をはじめ、イオン、大丸ピーコック、阪急オアシスなどの商業施設で構成される。
 開業から50年以上が経過し、施設の老朽化や利用者ニーズとの乖離(かいり)、少子高齢化などの課題を踏まえ、市は16年4月に北千里駅周辺活性化ビジョンを策定。地区西側に隣接する北千里小学校跡地(古江台3丁目)を含めた再整備を検討していた。
 市は再開発エリアの敷地約3・1fを対象に環境アセスを実施する意向で、「北千里駅前地区再開発事業に係る環境影響評価業務」の一般競争入札を公告。アセス期間を23年3月末までとし、その後の都市計画決定、本組合設立へと進めたい考え。
 再開発エリア内の公共施設については、19年度に北千里小学校跡地複合施設建設整備基本計画(素案)を策定し、図書館や公民館に加え、児童センター機能を盛り込んだ延べ床2700平方b程度の複合施設の整備方針を取り決めている。

提供:建通新聞社