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建通新聞社
2020/05/13

【大阪】大阪市 夢洲北高架迂回路工事を第3Q

 大阪市は、(仮称)夢洲北高架橋整備に伴う迂回路整備工事を第3四半期に発注する予定だ。工事等級はAランクで、15カ月間の工期を見込む。2025年大阪・関西万博に向けたアクセス道路の整備が本格化する。
 市では、大阪・関西万博やIRの会場予定地となる夢洲の北東部に、物流(貨物車両)と観光(一般車両)の動線を分離するための高架橋を建設する計画。舞洲からのルートで、夢舞大橋を降りた箇所からの分離を想定しており、20年度に発注するのは同部分の道路整備工事。延長500bの道路整備、仮橋設置2カ所、擁壁設置4カ所などを予定している。
 詳細設計は、10月30日の納期で日建技術コンサルタント(大阪市中央区)が担当。
 現段階のスケジュールによると、道路部については20〜21年度に工事を実施する予定。また橋梁部については21年度までに設計を完了し、22〜24年度の期間で施工する予定だ。高架道路の基本・詳細設計に関する費用は2億8800万円を想定している。
 橋梁部については予備設計段階で、規模などの検討を進めている。予備設計は中央復建コンサルタンツ(大阪市東淀川区)が担当。
 夢洲のアクセス道路整備に関しては、▽此花大橋▽夢洲・舞洲幹線道路▽夢舞大橋―の3路線について、車線数拡幅などの改良を実施する計画がある。いずれも20年度までに設計を完了し、21年度からの工事着手を目指す。基本設計は中央復建コンサルタンツが担当。


提供:建通新聞社