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滋賀産業新聞
2020/05/15

【滋賀】栗東市 ごみ処理施設整備の基本計画

 栗東市は、六地蔵地先にある「栗東市環境センター」について、28年(令和10年)3月に稼働時期が終了することから、今年度に次期候補となる場所の選定などを含めた「ごみ処理施設整備基本計画」を策定する。今月28日に担当コンサル業者を入札により決め、21年3月末をメドに業務をまとめていく。
 計画を策定するにあたっての業務内容は、▽次期候補となる建設予定地の選定、▽ごみの処理方法、▽現在の処理能力が適正かの判断、▽運営方法、▽焼却炉の規模、▽PFI手法も視野にいれた計画の策定―など。基本計画策定後の事業のスケジュールは生活環境影響調査等、設計業務、整備工事―となるが詳細は現在のところ未定。また、現センター整備時の合意事項で、新しい環境センターは現在とは別の場所で整備されるとしている。
 現在の栗東市環境センターは、栗東市六地蔵31に位置し面積3万7697・56平方bの敷地に01年1月着工、02年10月火入れ式、同年12月旧環境センター焼却施設の解体に着工、03年3月に竣工した。延床面積は1万2076・81平方b。設置者は栗東市。
 同施設は、一日あたりの処理能力76d(38d/24時間×2炉)の全連続燃焼式ストーカ炉によるごみ焼却施設、回転式表面溶融炉(10d×24時間)(燃料式溶融方式)による灰溶融施設、処理能力32d/5時間のリサイクルプラザ(粗大ごみ、不燃ごみ、資源ごみ、プラスチックごみ、食品残渣)、管理棟(事務室、再生工房室、研修室、多目的室、展示ホール)、ストックヤード棟(紙類、古布、紙パック、びん類、草木類等)ーなどで構成。可燃ごみ、粗大ごみ、不燃ごみ、資源ごみなど多種多様なごみを、安全かつ衛生的に処理できるものとなっている。

提供:滋賀産業新聞