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北陸工業新聞社
2020/05/18

【富山】新会長に市森友明氏選任/県測量設計業協会が通常総会 

 富山県測量設計業協会(榮知之会長)の20年度通常総会が15日、富山市のホテルグランテラス富山で開かれた。任期満了に伴う役員選任では、市森友明氏(新日本コンサルタント)の新会長就任などが承認された。
 新型コロナウイルス感染症拡大に伴い「三つの密」を避けるため、少人数かつ短縮形式で実施。懇親会も中止した。
 総会には会員48人のうち、委任状33人のほか、役員ら15人が出席。冒頭、榮会長があいさつした後、19年度の事業報告と収支決算、20年度事業計画・収支予算を審議、いずれも承認した。
 役員改選では理事10人と監事2人を選任。引き続き理事会を開き、正副会長などを決めた。
 新会長に決定し、あいさつに立った市森氏は、「大役を引き受けることになり、身の引き締まる思い。榮会長は2期4年で、協会員の受注量確保など、数字の上でも大きな成果を残された。若輩者ではあるが、まずは榮会長の路線を引き継ぐことに邁進し、会員の和を大切にして、精一杯努力していきたい」との抱負を述べた。
 20年度の事業計画によると、関係機関との連携を図り、情報化時代に即応した経営基盤の強化と技術の研さんに努め、さらなる社会的地位の向上を目指して、▽組織強化と業界倫理の高揚▽技術研修等の充実▽広報活動の拡充▽関係機関、関連団体との連携強化―を進める。6月3日に予定していた「測量の日」関連行事の地図教室・測量実習は、コロナの関係で取り止めとなった。
 永年勤続表彰では、満40年の米敏彦氏(建成コンサルタント)、谷口隆之氏(富山測量社)、沼田淳氏(北陸航測)、満30年の坂森洋子(協和)、中崎正章(国土開発センター)、長森謙一、松林直樹、杉本良夫、得永明美(以上、上智)の6氏、満20年で9名、満10年で11名の計29名に、協会長表彰を授与することも明らかになった。
 以下、会長を除く役員(敬称略 (新)は新任)。▽副会長=金木春男、(新)寺島雅峰▽理事=榮知之、佐伯明則、森永晃、経澤達朗、(新)麻生正則、(新)岩田浩明▽専務理事=冨樫一郎▽監事=鷲北慎一、北井徹

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