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福島建設工業新聞社
2020/05/20

【福島】7月以降の着工予定/東電1F廃棄物減容化施設

 福島第一廃炉推進カンパニー(大熊町夫沢北原22、小野明カンパニープレジデント)は、双葉町の福島第一原子力発電所(1F)敷地内に廃棄物減容化施設の新築を計画している。現在施工者の選定を進めており、7月以降の着工、2023年3月末の完成を目指している。
 施設規模はS造平屋約5100u。1F敷地内で仮置きしている放射性物質に汚染されたコンクリートや金属片等を破砕、切断する施設を建設する。設計は東電設計。減容化した廃棄物は敷地内の貯蔵庫で保管する。
 同社は東京電力ホールディングスが14年に設置した。第一原発の廃炉・汚染水対策などに取り組んでいる。