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建設経済新聞社
2020/05/25

【京都】亀岡市宮前町で治山ダム6基 5ヵ年計画で2・5億円投入

 京都府は、亀岡市宮前町猪倉で治山事業に着手する。
 亀岡市宮前町猪倉の当該箇所は集落の上流で、山地災害危険地区として判定された箇所でもある。平成30年9月豪雨により山腹崩壊に起因する土石流が発生し、下流に大量の土砂等が流出した。渓流内には不安定土砂が堆積し、被害拡大の恐れがあることから、荒廃渓流、崩壊斜面の早期復旧に乗り出す。
 南丹広域振興局は、治山事業(水源の里保全緊急整備)として事業化。事業内容は、治山ダム工6基、山腹工0・40f。事業期間は令和2年度〜6年度。総事業費は2億5000万円。
 令和2年度は事業費6200万円を投入し、治山ダム2基を施工する。
 府内産間伐材製品(木製残存型枠等)を積極的に使用し、渓流生態系や景観に配慮するとともに、社会的コスト(ライフサイクルコスト)の縮減に努める。