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日刊建設工業新聞
2020/05/27
【鳥取】大型カゴ枠工で対策決定/大呂地区土砂流出防止/災関緊急地すべり採択
智頭町大呂地区に「災害関連緊急地すべり防止事業」の採択が26日までに決まった。県土整備部は下腹部を流れる北股川に再度の土砂流入を抑止するため、大型カゴ枠工などの治山施設を年度末までに整備する。事業費は８４００万円。
現地の大呂山では今年３月、斜崩壊が発生して中腹部に土砂量５０００立方㍍から８０００立方㍍が堆積。その後、４月豪雨によって一部約１０００立方㍍が下方の北股川に流れ込んだ。
同部は再発防止策を講じるため、林野庁に対して国庫補助の災関緊急事業を申請していた。
対策が認められたのは河川背後の大型カゴ枠工が中心。カゴ枠を高さ４㍍、延長１００㍍にわたって整備して不安定土砂を食い止める。合わせて暗渠工２００㍍、水路工１９０㍍を設置する。
同部治山砂防課によると、６月から八頭県土整備事務所が詳細設計に入り、具体的な工事計画を固めた後、今秋から対策工に着手。年度内に完成させたいと話している。工事費は８０００万円近く。
日刊建設工業新聞
現地の大呂山では今年３月、斜崩壊が発生して中腹部に土砂量５０００立方㍍から８０００立方㍍が堆積。その後、４月豪雨によって一部約１０００立方㍍が下方の北股川に流れ込んだ。
同部は再発防止策を講じるため、林野庁に対して国庫補助の災関緊急事業を申請していた。
対策が認められたのは河川背後の大型カゴ枠工が中心。カゴ枠を高さ４㍍、延長１００㍍にわたって整備して不安定土砂を食い止める。合わせて暗渠工２００㍍、水路工１９０㍍を設置する。
同部治山砂防課によると、６月から八頭県土整備事務所が詳細設計に入り、具体的な工事計画を固めた後、今秋から対策工に着手。年度内に完成させたいと話している。工事費は８０００万円近く。
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