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秋田建設工業新聞社
2020/05/27

【秋田】能代港大森ふ頭用地の拡張計画/来月9日に護岸設計等3件を開札

 能代港湾事務所(所管:県港湾空港課)は、一般海域で今後行われる洋上風力発電の基地港として、大森地区ふ頭用地の拡張を3年度から行うため、6月9日の開札で護岸設計(予備、基本)、地質調査(海上L120mほか)、測量(路線測量L650m、水深測量〔音響測深〕L22,600mほか)の3件を公告した。また、埋め立て申請図書作成についても今年度内にまとめる。
 計画は、洋上風力発電の基地港として一時保管ヤード用に約10haのふ頭用地を造成するため、延長約700m(L型)の護岸工を整備し、埋め立て工事を行うもの。
 能代港港湾計画では、大森地区埠頭の南側19.8haを新たに埋め立て、既存の埠頭用地(9.4ha)と合わせて29.2ha分の用地を確保することになっている。
 完成したヤードには、風力発電機の部材などのタワーやナセル、ブレードを保管する予定。総事業費は41億円を見込み、事業期間は6年度までの計画。

提供:秋田建設工業新聞社