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建通新聞社(岡山)
2020/06/01

【岡山】岡山市 2020年度で可燃ごみ広域処理施設の整備に向け、発注仕様書の作成などを進める

 岡山市は、2020年度で可燃ごみ広域処理施設の整備に向け、発注仕様書の作成などを進める。事業方式は、DBO方式(公設民営)などを想定しており、確定すれば21年度に入札を公告、事業者の選定、設計、建設工事に着手。26年度末の稼働開始を目指している。事業費は約208億円を見込んでいる。内訳は広域処理施設設計・建設工事費約169億円、岡南環境センター解体工事費約36億円、造成工事費約3億円。
 南区豊成1ノ4ノ1の岡南環境センター敷地内に建設する可燃ごみ広域処理施設は、玉野市と久米南町の2市1町で、「岡南環境センター」「東清掃センター(玉野市)」「組合立クリーンセンター(岡山市と久米南町)」を統合した施設となる。
 敷地面積は約3・1f。岡南環境センターを解体した跡地に工場棟(約4600平方b)、管理棟(工場棟と合棟)、雨水流出抑制施設(約130平方b)、緑化施設(約1590平方b)、周回道路(幅員10b)を建設する。処理能力は200d/日、処理方式はストーカ式を採用する。その他、工場棟とは別にごみ収集運搬業務を行う収集事業所(駐車場・洗車場)を整備する方針。
 また、施設の耐震化、地盤改良、浸水対策などを推進し、廃棄物処理システムの強靱(きょうじん)化を図り、災害時の避難場所として活用できる施設、環境学習拠点の場となる施設を想定している。
 計画策定業務は八千代エンジニヤリング(岡山市北区)、アドバイザリー業務は東和テクノロジー(岡山市東区)が担当。

「提供:建通新聞社」