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建通新聞社(中部)
2020/06/05

【岐阜】7階建て8010uを想定 多治見市の新本庁舎

 多治見市は、新本庁舎の建設規模を7階建て延べ8010平方b程度とすることを明らかにした。多治見市新本庁舎のイメージ新本庁舎建設基本構想(案)で示した。構想では庁舎の規模の他に、多治見駅と駅北庁舎との接続について具体的な内容が盛り込まれた。事業手法についても従来通り設計と施工を分離して発注する方針を示した。同案を踏まえ6月の定例議会で庁舎の位置に関する条例を変更して建設地を駅北庁舎隣接地に決定する。
 同案では新本庁舎の整備方針として、庁舎建設はまちづくりと一体的に行うものとしている。駅北庁舎隣接地に建設することで上位計画である多治見市都市計画マスタープラン(基本計画)に示されている「ネットワーク型コンパクトシティー」の形成を推進する考えだ。
 想定する庁舎は7階建て延べ8010平方b程度、2階部分で既存の駅北庁舎、多治見駅と接続する渡り廊下を設ける。また1階と2階部分を低層階として議場や窓口を配置、3階以上を高層階として行政機能を盛り込む。
 事業手法については事業期間の短縮化や発注者の意向を反映させやすいことから従来方式の設計・施工分離型で行うこととした。建設事業費は51億8719万円。
 2020年度中に基本計画、21年度に基本・実施設計を予定しており、22年度〜23年度に掛けて建設工事、24年度から供用開始を目指す。

提供:建通新聞社