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建設新聞社
2020/06/10

【東北・宮城】美術館と県民会館などの方向性を検討/県有施設再編の基本構想支援

 宮城県は9日付けで「仙台医療センター跡地における県有施設の再編に向けた基本構想策定支援業務」の委託者を選定する公募型プロポーザルの手続きを開始した。宮城県美術館と宮城県民会館および宮城県民間非営利活動プラザ(NPOプラザ)の集約・複合化を検討する。
 参加資格は国内に事業所を置く一級建築士事務所で、過去20年間に同種または類似業務の実績があること。複数事業者による提案も認めるが、代表者とのみ契約する。
 質問は今月19日まで受け付け、参加申込は7月3日まで。企画提案書は同10日まで受け付け、7月中旬に選考、7月下旬に結果公表、8月上旬の契約締結を予定している。委託上限額は3300万円。
 県は将来的な財政規模の縮小を見据えて施設再編の検討に着手しており、昨年5月に懇話会を立ち上げ、ことし3月に基本方針を策定したところ。
 基本方針によると、仙台市青葉区川内元支倉34の1地内にある1981年築の宮城県美術館(延べ1万5203平方b)、同市青葉区国分町3の3の7地内にある64年築の宮城県民会館(延べ1万2470平方b)、同市宮城野区榴ヶ岡5地内にある67年築の榴ヶ岡分室庁舎に入居しているNPOプラザの3施設は、仙台医療センター跡地に移転集約・複合化する方向で検討を継続する。
 仙台医療センター跡地は仙台市宮城野区宮城野2丁目地内で、JR仙石線宮城野原駅北東側に位置する約5万4530平方bの土地。用途地域は近隣商業地域(建ぺい率80l、容積率300l)、特別用途地区は大規模集客施設制限地区、高度地区は第四種高度地区、防火地区は準防火地域となっている。
 今回の業務はこれまでの検討成果を踏まえ、美術館は現地改修し県民会館とNPOプラザをそれぞれ移転新築するケースと、対象施設を集約・複合化して移転新築するケースについて、機能・価値・規模・立地条件・コストなどを調査検討して方向性を整理。特に美術館はリニューアル基本方針等に示された現地改修プランと移転新築プランのメリット・デメリットを分析して基本構想の策定に当たる。また、民間活力の導入可能性を検討し、PPP・PFI検討調書を作成する。履行期限は2021年3月22日。
 評価は100点満点で、配点は▽実施方針10点▽全体計画10点▽技術やノウハウおよび創意工夫25点▽的確性と具体性および実現性25点▽企業評価5点▽業務実績5点▽実施体制10点▽概算見積5点▽プレゼン姿勢5点―。

 提供:建設新聞社