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建通新聞社四国
2020/06/16

【香川】香川県 笠田高校改築、実施設計をタカネに委託

 香川県総務部は笠田高校校舎棟等実施設計業務をタカネ設計(高松市)に委託した。2019年度に同社でまとめた基本設計を基に、老朽化した校舎棟、体育館、武道場の建て替えに向けた建物の配置、規模、構造などを固めるとともに、解体と改築を段階的に進めていく今後の事業スケジュールを調整する。年度内に成果を得るとともに既存校舎棟など一部施設の解体工事を発注し、21年度から順次、改築工事を進めていく考えだ。
 笠田高校(三豊市三豊市豊中町笠田竹田251)の既存施設は、鉄筋コンクリート造3階建ての校舎棟(管理棟延べ1170平方b、教室棟延べ1300平方b、特別教室棟延べ1440平方b、第1実習棟延べ978平方b、第2実習棟延べ1606平方b)と厚生棟(鉄筋コンクリート造平屋220平方b)、体育館(鉄筋コンクリート一部鉄骨造2階建て延べ1436平方b)、武道場(鉄骨造2階建て延べ450平方b)などで構成。老朽化の著しい校舎棟、体育館、武道場などを建て替え、厚生棟は残して活用する。生徒数の将来推計を踏まえ、建物規模については現在と同程度とする見通し。
 限られた敷地の中で効果的・効率的に事業を進めるため、段階的に既存施設を解体して建て替える方針で、実施設計業務の中で改築する建物の概要とともに、これら工程について固める。
 並行して第3四半期に駐輪場とごみ置き場の解体、第4四半期に本館(校舎棟)と渡り廊下の解体工事を発注。本館解体の完了する21年度から改築工事を順次進めていく。
提供:建通新聞社