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　県子育て王国課は２０２０年度、学校法人修立幼稚園の園舎改築など幼児教育と保育の両機能を持った「認定こども園」県下３施設の整備を助成する。国交付金を活用して当初予算と６月補正案に「保育所等整備事業」として必要経費を計上。各学校法人の施設整備を補助する各市に対して交付する。
　修立幼稚園（鳥取市立川町）は、幼保連携型認定こども園への移行に伴い、老朽化した施設を改築して定員の増加に対応する。現在、園舎は閉鎖しており昨年度、付近に多目的施設を整備（田中工業施工）して仮移転している。
　改築事業費は６億円〜７億円とみられ、新施設の規模は鉄骨造２階建て１４００平方�b。昨年度までに基本設計を終えており、今年度は園舎を解体したうえで、来年度にかけ２カ年計画で新園舎を建設する。
　また、学校法人鳥取学園は、幼稚園型認定こども園「鳥取第一幼稚園」（鳥取市吉方温泉）のトイレを改修する。今夏から年度末にかけて１階と２階部のトイレを修繕するもので、事業費は約１２００万円。
　そのほか、学校法人淳心学院が運営する幼保連携型認定こども園「聖テレジア幼稚園」（倉吉市福吉町）は、保育室の増築と老朽化した管理棟を改築する。計画期間は９月から来年10月までを予定し、県は約４０００万円を助成する。

日刊建設工業新聞