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建通新聞社(中部)
2020/06/22

【愛知】興和 名古屋観光ホテル隣地のビルを解体

興和(名古屋市中区錦3ノ6ノ29)は、名古屋観光ホテル(名古屋市中区)の隣地にある「広小路ビル」の解体に着手した。今後の活用について、同社は「未定」としている。工事は清水建設名古屋支店(名古屋市中区)が担当しており、2021年5月下旬に完了させる予定だ。
 同ビルは貸事務所として活用されてきたが、耐震性が不足していたため解体することとなった。規模は9階建て延べ6171平方b。所在地は名古屋市中区錦1ノ19ノ32。
 同地は、名古屋市営地下鉄・伏見駅から徒歩圏内で、名古屋市市中心部を通る幹線「広小路通」と南側で隣接。北側の隣地には同社が筆頭株主となっている「名古屋観光ホテル」(鉄筋コンクリート造19階建て延べ4万7919平方b)が立地している。
 同ホテルは、開業60周年に当たる1996年にホテル館内の大改装に着手し、客室高層階、宴会場、レストランなどをリニューアル。2014年には清水建設名古屋支店に低層階客室(6〜11階)の改装を委託、予定していた全体の大規模改装を完了させた。
 現時点で公表されている開発計画などはないものの、同ホテルと広小路ビルの敷地が一体となれば、市中心部を通る幹線「錦通」と「広小路」に面した大規模な敷地の開発が可能となる。
 名古屋市では現在、リニア中央新幹線の開業を見据え、都心部の指定容積率の上限を引き上げるための都市計画決定へ準備を進めている。伏見駅周辺では指定容積率を800%から1100%に変更する他、「錦通」「広小路通」の沿道では800%から1100%まで緩和する計画を示している。

提供:建通新聞社