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北陸工業新聞社
2020/06/22

【富山】コロナ収束見据え調整へ/三耐工業本社ビル富山市向川原町 

 工業用品の総合専門商社である三耐工業(本社・富山市向川原町2番7号、高見之信代表取締役社長)が本社近隣地で計画する「三耐工業株式会社本社ビル」は、新型コロナウイルス感染症の収束を見据えながら、スケジュールなどの調整を進めていく見込みだ。
 設計は、三四五建築研究所が担当しており、ほぼ作業は終えているものの、完了には至っていない状況。新型コロナの収束見通しが不透明であるため、当初の工程は大幅に遅れるもよう。また、施工業者の選定も先送りとなっている。
 計画では現本社の事務機能を、近隣地で新たに建てる施設へ移転する。建設規模は、S造4階建て延べ1259・27平方メートル(建築面積401・19平方メートル、高さ16・825メートル)。
 工事場所は、同市向川原町2番3号の敷地818・31平方メートル。国道41号線沿いで、既存の本社事務所の近接地。
 三耐工業は47(昭和22)年)に創業。社名の由来「耐熱・耐蝕・耐圧」の仕様条件に耐えうる素材や製品で、きめ細やかなサービスを顧客に提供しており、パッキンとホース、ベルトでは北陸随一の専門商社。

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