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北海道建設新聞社
2020/06/22

網走市がバスターミナルビル周辺の再開発へ可能性調査

 網走市は網走バスターミナルビル周辺の再開発に向け、可能性調査に取り掛かる。6月補正で調査費330万円を計上。複合ビルとして建て替える場合の建設費などを調査した上で、地権者と協議を進める。
 網走バスターミナルビルは南2条西1丁目15にあり、カラオケ事業などを全道展開するタカハシ(本社・網走)が所有する。5階建てで、市内を運行するバスだけではなく、札幌方面への都市間高速バスも発着し、観光や交通の要衝として機能している。
 隣接する網走まるせん会館は日専連オホーツク網走(本社・網走)が所有。3階建てで、1階に不動産賃貸業者がテナントとして入る。
 両施設とも完成から50年以上が経過し老朽化が進んでいることから、建て替えも選択肢に入れながら構想を検討する。
 2020年度は建て替える場合の規模や建設費などを算出するための調査を進め、地権者に対し結果を示す。
 結果を踏まえた地権者との協議で合意を得られれば、市は21年度に計画をまとめ、早ければ同年度に国の交付金採択を目指す。