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日刊建設タイムズ社
2020/06/24

【千葉】建築の一般競争公告/佐倉図書館等新町活性化複合施設/7月7日まで参加受付/予定価格は18・9億円

 佐倉市資産管理経営室は23日、「(仮称)佐倉図書館等新町活性化複合施設新築建築工事」について、総合評価方式による一般競争入札を公告した。単体または特定建設工事共同企業体による混合入札とする。入札参加申請を7月7日まで受け付け、同9日に資格確認結果を通知し、8月28日に開札する。工期は2022年8月29日まで。予定価格は18億8600万円(消費税抜き)、低入札調査基準価格が16億9740万円(同)。
 単体企業による入札参加資格は▽登録業種が建築一式工事及びとび・土工・コンクリート工事▽資格者名簿の総合点数が建築一式工事1500点以上、とび・土工・コンクリート工事900点以上▽過去15年間に官公庁等が発注した建築一式工事のうち、S造、RC造またはSRC造で地階を有する延べ床面積3500u以上の建物の新築または改築工事を元請けとして受注し、完了した実績があること――など。
 共同企業体の場合は2社構成とし、代表企業については登録業種、総合点数、事業経験に関する条件が単体企業と同様。構成員は登録業種が建築一式工事で、建築一式工事の総合点数が900点以上。
 同施設の建設場所は、新町40番1ほか地先。敷地面積は4356・69u。建物規模はRC造一部S造地下1階地上2階建て延べ約3750u。工事内容は新築工事、昇降機工事、外構工事、解体工事の各一式。電気及び機械の設備工事2件は第2四半期に別途発注する。
 事業費は当初予算に20〜22年度の3か年継続費30億2622万7000円を設定している。実施設計は岡田新一設計事務所(東京都文京区春日1―10―1)が担当。
 同事業は、現在の佐倉図書館が佐倉郵便局の建物(1956年建設)を1983年から使用し、老朽化と狭あい化に加え、バリアフリー未対応などの問題を抱えていることから、佐倉図書館の建て替えを核として、歴史・文化のまちを象徴する旧城下町の保全や地域活性化にも資する拠点施設として整備する。
 施設は図書館、子育て支援、展示、人権啓発コーナー、(仮称)佐倉学ぶフロア、カフェなどで構成し、佐倉ならではの学習・相談・情報発信の拠点を目指す。階構成は、地下1階を図書館エリアと子育て支援サービスを展開する場とし、1階に地域情報等の提供や多用途に使えるワークショップルームなどを設置。2階には古文書など歴史資料を設け、「(仮称)佐倉学ぶフロア」として開設する。k_times_comをフォローしましょう
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