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北陸工業新聞社
2020/06/24

【福井】安全で快適な職場実現へ/建災防福井県支部の総会/20年度は書面決議 

 建設業労働災害防止協会福井県支部(山本治和支部長)の20年度通常総会は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から書面決議とされ、19年度の事業報告・収支決算、および20年度の事業計画・収支予算案などを了承している。
 厚生労働省福井労働局の山崎直紀局長が祝辞を寄せ、安全で快適な職場環境の実現にむけ、より一層の安全衛生管理水準の向上を求めた。
 19年度は、建設業労働災害防止対策実施事項に基づき、福井労働局と本部の指導のもと、労災防止関連の各種計画・運動の周知や、6月の全国安全週間、9月の全国労働衛生週間、安全パトロール、教育事業などを積極的に推進した。
 20年度も引き続き、国の第13次労働災害防止計画を踏まえ、死亡災害を前計画期間比で15%以上の減少をめざし取り組みを強化する。支部として、会員ごとの死亡災害根絶を目標に掲げた安全衛生管理活動計画作成の推進。休業4日以上の死傷者数を22年までに17年比5%以上減少。フルハーネス型安全帯使用作業特別教育の普及促進。三大災害(墜落・転落、建設機械・クレーン等、倒壊・崩壊)と、重篤度の高い労働災害減少へ。建設業労働安全衛生マネジメントシステム(コスモス)の普及。建設従事者の過重労働による健康障害防止対策、メンタルヘルス対策。各種安全衛生教育の推進を図る方針。

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