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日本工業経済新聞社(群馬)
2020/07/10

【群馬】県沼田土木事務所は県道沼田大間々線の歩道整備事業

県沼田土木事務所は、沼田市上久屋町地内の主要地方道沼田大間々線で進めている歩道整備事業について、月内から8月ごろまでにコンクリートブロック積み工や擁壁工、側溝工、舗装工事などを発注する。施工延長231mの擁壁工などを早ければ月内に指名通知、全体事業区間延長840mを対象に実施する舗装工事は8月中の指名通知となる見込み。2020年度の事業完了を目指し工事を進める。
同線は利南東小学校(上久屋町2135)付近の南側を通る路線。同校の通学路となっている。これまでに沼田大間々線では歩道整備を行っており、整備完了箇所から西方向へ向かった840m区間で北側の歩道を幅員2・5mに拡幅する工事を実施した。車道と歩道が分離されていないことから、歩行者の安全確保を図ることを目的に、歩道整備を進めてきた。
擁壁工などの発注内容は◇施工延長=L231m◇コンクリートブロック積み工=L53・6m、SL1・45〜2・89m、A82・5u◇L型擁壁工=L78・8m、H0・9〜2・0m◇小型擁壁工=L18・1m、V8・8立方m◇プレキャストU字溝=57・9m◇GBX側溝(300o×300oおよび300o×400o)=128・4m◇小口止工=N6基―。
舗装工は歩道部分、車道部分を含めた全延長で実施予定。一括して発注するか分割するかなどの発注方式は検討中。月内には方針を固めたい考え。このほか、転落防止柵や小規模な重力式擁壁などを設置する予定。舗装工や転落防止柵、重力式擁壁工などは8月中の発注が見込まれている。これらの工事がすべて完了すると同路線での事業は完了となる。
設計は三陽技術コンサルタンツ(前橋市)が手掛けた。
19年度は萬屋建設(沼田市)が施工延長187mで重力式擁壁工や縁石工などを実施した。18年度は角屋工業が施工延長145mでL型擁壁工、排水工、縁石工などの工事を行った。