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建設経済新聞社
2020/07/15

【滋賀】新庁舎実施方針を公表 9月上旬に入札公告

 守山市は13日、守山市新庁舎『つなぐ、守の舎』整備に係るDB事業実施方針を公表した。9月上旬に入札公告し、単体企業または、設計企業と建設企業からなるJVの参加者を募集、11月中旬に参加表明書等を受け付け、3年2月に落札者を決定する。
 発注方式は実施設計・施工一括発注方式。
 参加資格要件によると、JVは自主結成により設計企業、建設企業をあわせて3者までで構成し、代表企業を建設代表構成員とする。
 代表企業は、統括代理人を選任。統括代理人は、代表企業(建設代表構成員)の一級建築士で管理技術者、現場代理人または監理技術者として次の同種または類似事業の実績(過去15年間に完了)を有すること。
 同種事業とは、国または地方公共団体が発注した延床面積5000u以上の庁舎の新築、増築または改築。類似事業とは、延5000u以上の公共施設または民間の事務所ビルの新築、増築または改築。
 設計企業、建設企業ともに、単体企業、JV代表構成員は、同種または類似の実績が必要。
 建設企業の総合評定値等に関する要件では、単体、JV代表構成員とも建築一式工事1500点以上。
 構成員は、▽市内本店−建築一式、電気、管のいずれかのA級▽県内本店−建築一式工事1000点以上▽県外本店−建築一式工事1200点以上−のいずれか。
 計画によると、吉身2丁目5−22の敷地面積1万7457・30uに、▽庁舎棟−S造4階建(PH1階)、延約1万2540u▽車庫棟1−S造2階建、延約660u▽車庫棟2−S造平屋建、延約280u−を建設する。
 工期は6年7月末まで。2期に分け、▽1期業務−新庁舎の暫定供用に必要な1次建設工事が完了する5年6月末まで▽2期業務−市が別途発注する2次解体撤去工事完了後に行う庇設置工事等の庁舎棟および車庫棟1等に関する最終工事が完了する6年7月末まで。
 事業スケジュール(予定)によると、▽契約締結3年3月下旬頃▽実施設計3年3月〜12月頃▽先行解体撤去等の施工3年10月〜4年1月頃▽1次建設工事4年1月〜5年6月▽2次建設工事6年2月〜6年7月▽コストマネジメント、関連事業との連携・調整、資料作成等の支援3年3月〜6年7月−。
 主な募集および選定のスケジュールは、▽7月15〜27日−個別現地見学の受入れ▽9月上旬−入札公告▽10月下旬〜11月上旬−個別対話の実施▽3年1月−事業提案書の受付・入札▽3年2月−落札者の決定・公表、審査講評の公表▽3年3月−議会議決後、本契約締結−。