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福島建設工業新聞社
2020/07/15

【福島】27日まで参加受付/大熊町新教育施設基本・実施設計プロポ

 大熊町は、大川原地区の復興拠点に幼保小中一貫の教育施設と地域住民が集える体育館や図書館、グラウンド、交流広場などを合築した新教育施設の整備を計画し、基本・実施設計一括で業務委託者を選定するため15日、公募型プロポーザル手続きを公示した。提出期限は参加表明書が27日、技術提案書が9月7日まで。1次審査で5者程度に絞り込み、9月23日開催予定の2次審査(プレゼンテーション、ヒアリング)を経て優先交渉権者を選定する。
 参加形態は単体か設計共同体(3者以内)。参加資格は@福島県、宮城県、山形県、新潟県、関東1都6県に本店、支店・営業所所在A1級建築士事務所登録B2005年4月以降に延べ2000u以上の小・中学校新築工事に伴う基本設計か実施設計の受託実績―など。
 技術提案を求める特定テーマは@提案チームの構成と業務の進め方A配置計画とランドスケープB施設計画CエコスクールD実現可能性E混在と多様性。審査は学識経験者ら7人で構成する審査委員会が当たる。
 業務は基本・実施設計、関係機関との協議・申請書類の作成支援、内訳書・積算資料の作成、各種打ち合わせなど。履行期限2021年3月10日。
 整備予定地は大川原地区に整備した住宅地南側の敷地約3万3100u。保育施設約400u、学校施設4400u、屋内運動場約2000u程度を想定。22年3月に着工、23年4月の開校を目指す。