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建通新聞社
2020/07/27

【大阪】大阪市 あいりん総合C解体を第3Q

 大阪市は、旧あいりん総合センターの解体撤去工事を第3四半期に発注する予定だ。解体規模は延べ床面積で約2万3000平方b。2023年2月の完了を目指す。同施設などの解体跡地には、労働関係施設を整備する他、駅前活性化用地として活用する。
 あいりん総合センターは、国のあいりん労働公共職業安定所、大阪府の労働福祉センター、大阪市の社会医療センター、市営萩之茶屋第1住宅が入る複合施設だった。建築後約50年が経過していることや、一部耐震基準を満たしていないため、建て替えなどによる耐震化を検討してきた。
 改築計画では、市営萩之茶屋第1住宅と同第2住宅、社会医療センターを萩之茶屋小学校跡地に移転新築。完成後に旧あいりん総合センターと隣接する萩之茶屋第2住宅を解体し、跡地に「あいりん労働公共職業安定所」「西成労働福祉センター」の機能を整備する他、駅前活性化用地として活用する。
 解体する施設の既存規模は、鉄筋コンクリート・鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上13階建て延べ2万3267平方b。所在地は大阪市西成区萩之茶屋1丁目。
 跡地に建設を予定する新施設の規模は延べ床面積9000平方bを想定。構造は鉄骨鉄筋コンクリート造、または鉄筋コンクリート造を予定している。

提供:建通新聞社