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日刊建設タイムズ社
2020/07/28

【千葉】アーバンで実施設計/旭市/旧飯岡中跡のサッカー場/来年度着工、22年度供用

 旭市は、今月7日に開札した「旭市サッカー場整備事業実施設計業務委託」の一般競争入札の結果を公表した。入札にはアーバンデザインコンサルタント、ライフ計画事務所、オオバ、協和コンサルタンツの4社が参加し、アーバンデザインコンサルタント(東京都新宿区新宿1―26―9)が予定価格1014万円(消費税抜き)に対し540万円(同)で落札した。委託工期は2021年3月25日まで。旧飯岡中学校跡地をサッカー場として整備するための実施設計を行う。
 同跡地の全体面積は、西側と東側を合わせて約3・1ha。同業務は西側1・8ha部分のうち1・2haを対象とし、サッカー場本体部分に係る実施設計を行う。本年度で実施設計を行い、来年度に着工、22年4月の供用開始を目指す。
 同業務は、昨年度に策定した「旭市サッカー場整備事業基本計画・基本設計業務委託」を基に、サッカー場整備に必要な図面作成等を実施する。
 具体的には▽与条件の確認及び調査▽実施設計図の作成▽数量計算▽概算工事費の算出――などを行う。基本計画・基本設計は協和コンサルタンツ(千葉営業所・千葉市稲毛区緑町1―26―6)が担当した。
 与条件の確認及び調査では、設計条件や設計基準を整理するとともに、現地踏査を行い、敷地境界や既存物及び供給処理設備を確認する。
 実施設計は、施工位置、細部構造、形状寸法、材質、工法及び施工時期等について詳細な検討を行い、実施設計平面図、割付平面図、造成平面図、施設平面図、植栽図、供給処理設備平面図、造成断面図、各種施設構造図を作成。この実施設計図等に基づき、施工数量・材料数量計算等を行い、概算工事費を算出する。
 同跡地(萩園1298―2ほか)は、西側1・8haと東側1・3haに分かれる。サッカー場は西側1・8haのうち、野球場跡地等の1・2haに整備。西側の他の部分には、付帯施設として管理棟やフットサルコートの整備を予定している。
 サッカー場のピッチは105m×68m。管理棟は当初新設を予定していたが、既存の部室棟を改修する方向で検討している。また、東側は駐車場などとしての利用を想定する。
 同事業は、18年度の旭市旧中学校跡地利用検討委員会による報告書などを基に実施。同委員会は、旧海上中学校と旧飯岡中学校の跡地活用について検討し、旧飯岡中学校跡地については、サッカー場を中心としたスポーツ関連施設、多目的スペース、駐車場の整備を提案した。k_times_comをフォローしましょう
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