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建設経済新聞社
2020/07/29

【京都】下京の堀川警察署庁舎解体へ 延1608uの本館など対象

 京都府警察本部は、京都市下京区の元堀川警察署庁舎の解体に向け準備を進める。
 元堀川警察署は、警察署の再編整備により平成24年4月に廃止された。元庁舎の建つ京都市下京区堀川通松原下る柿本町の敷地面積は3487・76u。用途地域は商業地域で建ぺい率が80%、容積率が700%。高度地区は31m第1種高度地区。その他規制は沿道型美観地区都心部幹線地区、遠景デザイン保全区域。
 当該地は府有地2088・00uと国有地1339・76uで敷地の約4割が国有地。府の未利用資産(令和2年1月)では「更に方向性を検討する物件」に位置付けられている。旧堀川警察署庁舎は、このほど供用開始した警察本部新庁舎の完成まで、警察施設(警察本部所管施設)として一時的に利活用。その後、国有地は国に返還。これまでに交番等警察関連施設として利活用を図る提案があった。
 府警は22日、元堀川警察署庁舎解体設計業務を指名競争入札で通知した。8月4日に開札し、担当業者を決める。設計工期は令和3年1月29日まで。
 解体施設は、本館(RC造4階建、延1608・97u/昭和38年築)、車倉庫棟(S造+PC造2階建、延198・00u/昭和38年築)、事務室棟(W造平屋建、82・81u/昭和38年築)、物置(焼却炉)(CB造平屋建、8・96u/平成7年築)、署長公舎(W造2階建、延197・50u/大正4年築)の5棟。