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北陸工業新聞社
2020/08/04

【富山】おおみ設計が最優秀/栽培漁業センター改築設計/県営繕課

 富山県土木部営繕課は3日、氷見市姿地内「栽培漁業センター改築工事基本設計業務」に係る公募型プロポーザルで、最優秀者におおみ設計を特定した。履行期限は約3カ月間。
 建設規模は、新クロダイ棟がS造平屋建て900平方メートル以下、新管理棟がRC造平屋建て600平方メートル以下。新クロダイ棟に生産水槽や見学・教育スペースなどを配置。新管理棟には産業観光や小中学校の教育に対応し、展示室と研修室(実験室)を設ける。21年度に飼料培養棟、屋外飼育池(北側)を解体し、両棟の建築工事、ワムシ生産棟(S造平屋建て324平方メートル)の改修に着手。22年度は管理棟、機械棟を取り壊し、駐車場を整備する。解体などを除く概算工事額は6億2600万円。
 氷見栽培漁業センターは78年3月に稼働し、主にクロダイとクルマエビの種苗生産を行っている。敷地面積1万4755・4平方メートル。施設全体の老朽化が著しく、生産・放流の増大、教育・産業観光での活用に対応するため、整備を図る。
 審査委員会での結果に基づき、最優秀者と優秀者の三四五建築研究所を選定。提案者は前記2者のほか、福見建築設計事務所、弘益建築設計事務所、建築科学研究所・空創建築計画事務所JV、アレックス、ビートープ、新建築設計事務所、創建築事務所、シバタ建築設計事務所の計10者。

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