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建設経済新聞社
2020/08/06

【京都】城陽市のアウトレット建設 淺沼組で区画整理事業に着手

 三菱地所・サイモン梶i代表取締役社長山岸正紀氏、東京都千代田区大手町1丁目9−7)が城陽市の東部丘陵地に計画する「(仮称)京都城陽プレミアム・アウトレット計画」の開発工事が始動した。
 三菱地所梶i代表執行役執行役社長吉田淳一氏、東京都千代田区大手町1丁目1−1)が土地区画整理事業の「東部丘陵地長池地区土地区画整理事業」として造成工事を実施する。工事場所は城陽市観音堂甲畑、富野狼谷、富野長谷山及び長池五社ケ谷の各一部。工期は令和4年10月31日まで。なお同事業を巡っては京都府がこのほど施行を認可した。
 設計は三菱地所設計(東京都千代田区・03−3287−5555)。施工は淺沼組大阪本店(大阪市浪速区・06−6585−5500)。
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 城陽市に提出した開発基本計画によると、開発事業区域は城陽市富野長谷山1−447他134筆の25万4111・56u(約25・4f)。土地の現況は山林15万9910u、雑種地7万9728u、原野8984u、その他5489・56u。
 店舗敷地外周部に区画道路を整備するとともに、市民に開放された公園(調整池兼用)などを整備する。
 土地利用計画によると、公共の用に供する空地(道路、公園(長谷川調整池兼用)、散策路(今池川調整池管理用通路兼用)を含む)は3万4903・42u、住宅地以外の土地は19万4655・44u、未利用地は3652・24u、河川水路その他用地(今池川調整池含む)は2万0959・21u。公共の用に供する空地3万4903・42uの内訳は道路が2万1798・62u、公園広場等が1万3104・80u。
 大規模開発構想時の計画では、店舗面積約3万u、約150店舗収容のアウトレット商業施設を建設。大型駐車場として4000台を収容する。