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建通新聞社四国
2020/08/12

【香川】香川県 高瀬川水系河川整備計画の変更原案

 香川県土木部は高瀬川水系河川整備計画の変更原案をまとめた。これまで進めてきた高瀬川の整備が2020年度中に完了する見込みとなったことから、過去に浸水被害が発生している高瀬川支流の浜堂川で河道整備を実施するとともに、大規模な地震・津波に備えた対策を河口部で展開する。事業の内容について学識経験者(わがかがわの川懇談会)の了承を得たことから今後、河川整備計画案を固め、関係市町の意見を反映した上で国に整備計画を申請する。
 高瀬川は三豊市と善通寺市、琴平町にまたがる琴平山を水源に、三豊市高瀬町、三野町で支流(浜堂川、水谷川、西川など)と合流し、詫間町で瀬戸内海に注ぐ延長約15`の2級河川。河道改修の対象区間と位置付ける河口部付近から、高松自動車道との交差部上流の大道橋付近までの延長約9・2`については、本年度中に整備を完了させる。
 ただ、高瀬川水系(浜堂川)では過去に浸水被害が発生しているため、治水対策としての河川整備を進める必要がある他、高瀬川河口部では南海トラフ地震や高潮による被害に備えた地震・津波対策が求められている。
 こうした状況を踏まえ、河川整備計画の変更原案では、河口側で高瀬川と並行するように流れる支流の浜堂川の河道整備を実施する方針を打ち出した。高瀬川合流点から水谷川合流点上流までの延長約1・8`区間を対象に、河道を拡幅し護岸を整備する。併せて高瀬川の浜堂川合流点から上流の延長約1・4`区間で、既存の背割堤を移設するとともに既存堤防を引堤し、護岸を整備する。現状のみお筋や河道形状は保全する。
 また、高瀬川の河口部では、大規模地震・津波への備えとして、計画津波に対して必要となる堤防などの河川管理施設を整備する。合わせて、地質調査や堤防耐震検討の結果、液状化により被災する可能性のある河川管理施設については、災害防止のための対策を実施する。
 さらに、流下断面確保のための河道の維持管理に努めるとともに、堤防・護岸や水門・樋門の点検と補修を適切に行う。
提供:建通新聞社