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県上信自動車道建設事務所は整備を進める吾妻西バイパスで、新大国橋と新石上橋の上部工製作架設工事を月内に総合評価方式の一般競争入札で公告する。鋼構造物７６０点以上の単体または２者ＪＶによる参加となる。一抜け方式となり、落札決定順位は新大国橋、新石上橋の順。併行して新大国橋Ａ１橋台、新石上橋Ａ１、Ａ２橋台を９月末までに発注する。橋梁名はともに仮称。
新大国橋、新石上橋の上部工は単体、ＪＶ代表ともに鋼構造物工事の総合数値７６０点以上。新大国橋は鋼道路橋（トラスまたはアーチ形式）、新石上橋は鋼道路橋（鈑桁または箱桁橋）の上部工で工場製作・架設工事を一体で施工した実績を求める。ＪＶ構成員の場合は７６０点以上で県内に本店、営業所があり、鋼道路橋上部工の工事実績を求めている。
工事場所はともに東吾妻町松谷地内。
新大国橋は鋼単純上路式トラス桁橋（合成床鈑）で橋長90ｍ、幅員10・５ｍ、桁製作工４０９・５ｔ。桁架設工法はケーブルエレクション（直吊）工法、橋面工一式。
新大国橋の下部工は高さ15ｍ、コンクリートボリューム８７６・３�uで逆Ｔ式橋台。場所打ち杭はφ２５００�o、杭長８ｍで４本。発注方式は一般競争入札が見込まれている。Ａ２橋台は池原工業（東吾妻町）が担当しており、月末までの工期。
設計業務は三井共同建設コンサルタント（東京都品川区）が手掛けた。
新石上橋は鋼単純少数鈑桁橋（合成床版）で橋長47・５ｍ、幅員10・５ｍ。製作工は１４７・４ｔ、合成床版工５３８・８�u。架設工法はトラッククレーン工法。
新石上橋も逆Ｔ式橋台でＡ１橋台が高さ12ｍ、コンクリートボリューム５１５・２立方ｍ、Ａ２橋台は高さ12ｍ、コンクリートボリューム５２４・８立方ｍ。場所打ち杭はともにφ２０００�oでＡ１橋台は10ｍ、Ａ２橋台は８ｍでともに４本。Ａ１とＡ２は指名競争入札が濃厚となるが、一括とするか分割するかは検討している段階。
設計業務は建設技術研究所（東京都中央区）が担当した。