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福島建設工業新聞社
2020/08/18

【福島】298億の債務負担設定/会津若松広域圏組合

 会津若松地方広域市町村圏整備組合は、8月補正予算案に新ごみ焼却施設整備・運営事業費として限度額298億3435万4000円の債務負担行為(2040年度まで)、同事業に係るアドバイザリー業務委託料に1394万7000円の繰越明許費を設定した。
 DBO(公設民営)方式で建て替えするもので、整備事業費の内訳は7月現在で設計・施工(既存し尿処理施設解体費含む)に195億8000万円程度、運転管理費(15年間)に100億9500万円程度と試算している。
 1988年竣工の現施設(処理能力225t/日)が30年以上経過していることから、会津若松市神指町南四合字才ノ神504ほか地内の既存し尿処理施設を解体し、新たに施設を建設する。
 敷地面積は約1万8700u(うち建設可能範囲約6100u)。施設規模は196t/日(98t/日×2炉)。
 9月に入札公告し、来年4〜5月に落札者を決定・公表する。同5月に基本協定、8月に事業契約を締結。26年3月の竣工を目指す。