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建通新聞社
2020/08/20

【大阪】近畿地整 電通チャレンジ型の評価項目変更

 国土交通省近畿地方整備局は、総合評価落札方式の入札・契約で、電通チャレンジ型(通信設備工事)の評価項目の一部を変更した。工事成績評定による評価で「近畿地整発注工事の過去4年間の工事成績評定平均点」を「国交省等発注の同種工事実績の工事成績評定」に変更、対象を拡大する。6点の配点は変えず、入札参加者が提出した工事の工事成績評定点で区分する。8月以降入札分から適用するため、すでに2件を公告済みだ。
 「国交省等の発注の同種工事実績の工事成績評定」の定義は、2005年度以降に元請けとして完成し、引き渡しが完了した国土交通省大臣官房官庁営繕部、各地方整備局、北海道開発局、内閣府沖縄総合事務局開発建設部(いずれも港湾空港関係を除く)での工事成績評定。
 配点については、同種工事の工事成績評定が80点以上で6点。以下、78点以上80点未満で5点、76点以上78点未満で4点、74点以上76点未満で3点、72点以上74点未満で2点、70点以上72点未満で1点、65点以上70点未満で0点となる。
 電通チャレンジ型は、建設業法における電気通信工事の資格を持った技術者に対し、監理(主任)技術者としての経験を積ませることを目的に試行。配置予定技術者の同種工事の経験は問わず、総合評価でも技術者の能力などは求めずに、企業の施工能力と施工計画で評価する。対象の通信工事はCCTV設備、情報板設備、光ケーブル敷設など。

提供:建通新聞社