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建通新聞社
2020/08/24

【大阪】茨木市民会館跡地のサウンディング調査実施

 茨木市は、旧市民会館と旧福祉文化会館の機能を持った複合施設などを建設する市民会館跡地エリア整備事業について、官民協働による事業運営の可能性を探るため、「PPP手法導入に係るサウンディング型市場調査」を実施する。参加申込書と調査票を9月18日まで受け付ける。
 同跡地エリアの整備について、市民自身が考え・使い・作り上げていく「育てる広場」をキーコンセプトに掲げ、エリアを4分割してサウンディングに臨む。
 敷地Aにホール・図書館・子育て支援施設などを含む複合施設、敷地Bに憩い・にぎわい・交流の拠点となる広場を整備し、敷地CとDには新たに都市公園を設ける計画(=図)で、民間事業者からの意見・提案を通じてより良い整備につなげたい考えだ。
 サウンディングの項目は、▽事業の実施を想定する敷地(敷地Aの場合はカフェなど対象とする施設を明記)▽事業実施を選択した敷地での事業内容▽想定する事業の実施に係る制度条件(事業スキーム)▽「育てる広場」の実現に向けて実施可能な取り組み―など。
 9月25日に対話日程を通知し、10月6〜7日に対話を実施、2021年3月上旬に実施結果の概要を公表する予定だ。
 参加申込書と調査票は企画財政部市民会館跡地活用推進課で受け付ける。
 跡地エリアの所在地は、敷地Aが駅前3ノ9(6200平方b)、敷地Bが駅前3ノ9(3650平方b)、敷地Cが駅前4ノ8(1761平方b)、敷地Dが駅前4ノ7ノ50および55(3487平方b)。

提供:建通新聞社