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新建新聞社
2020/08/25

【長野】長野広域連合 須坂最終処分場の建設

工事2億余追加 多工種の同時施工で
 長野広域連合が須坂市に建設している一般廃棄物最終処分場で、貯留構造物の造成と造成工事に伴って安全対策の仮設工事などが追加されることとなった。追加工事費は2億円余で、8月24日の長野広域連合臨時議会で工事請負契約の議案が可決された。
 追加工事は、令和元年東日本台風(台風19号)で被災したことで、4カ月工期が延長されていたが、工程を見直し、遅延している水処理施設の建築とプラント工事を早期に着工させるため、多種の工事を同時に施工するもの。工事の内訳は◇貯留構造物造成工事(6810万)◇付帯設備工事など(1719万)◇仮設工事など(1億1634万)―。
 貯留構造物の造成は、埋め戻しの場内発生土が軟弱だったため、不足分の購入土1万1810uに置き換える費用。付帯設備工事は、石積ブロックから大型ブロックに変更、ガードレール基礎の施工方法変更。仮設工事は、仮設道路と敷鉄板の設置、同時に他工種を施工するための転落防止柵や落石防護ネットなどを設置する。
 施工は、戸田−守谷−北條−マツナガ特定JV。変更後の契約は税込みで21億1500万円。2021年1月末の本格稼働を目指す。

提供:新建新聞社