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日刊建設タイムズ社
2020/09/01

【千葉】指定管理者を公募/成田国際文化会館/総合評価で候補者選定/22年度から天井等改修

 成田市シティプロモーション部文化国際課は8月31日、「成田国際文化会館指定管理者募集要項」を公表した。本年度末で指定管理期間が満了となるため、2021年度からの新たな指定管理者を募集する。指定期間は21年4月1日から26年3月31日までの5年間。募集は総合評価方式で実施。提案内容について、書面及びプレゼンテーション・面接を実施し、候補者を選定する。
 申請書類の提出は、今月18日に受け付けを開始し、10月2日に締め切る。審査は10月初旬に行い、同月内に候補者を選定する。また、今月10日には同会館において説明会を開催。その後、11日から15日に質問を受け付け、18日に回答する。
 応募資格は、法人その他の団体。市内に営業所・事業所等を有し、文化施設の管理運営実績を3年以上有していること、など。共同体での応募もできる。
 同会館は、利用料金制を採用。指定管理者が、利用料金、自主文化事業収入、その他の収入及び指定管理料によって、管理運営費を賄う。市が指定管理者に支払う指定管理料は、5年間で約3億7395万円を見込む。
 業務の内容は維持管理業務、運営管理業務、自主文化事業など。維持管理業務では、建築物の保守管理等、建設設備の保守管理等、舞台保守管理等、敷地内管理等、修繕業務などを実施。運営管理業務は、利用料金徴収、使用許可等、駐車場誘導員の配置、利用者及び来館者への対応、貸館計画の管理・調整、広報業務、清掃業務、舞台業務などを行う。また自主文化事業では、施設のにぎわいや地域文化の創出等を目指した事業を計画・立案し、実施する。
 一方、同会館では、指定期間中の22年7月1日から23年5月31日まで大ホール天井改修工事及び空調設備等改修工事が予定されており、期間中はホール棟、ロビー棟が使用できなくなる。また、会議棟の一部についても使用できなくなる可能性がある。このため、提案に当たっては、工事の影響を考慮し、工事期間中は施工者との情報共有や協議を実施することを求めている。
 成田国際文化会館(土屋303)は、1975年3月の竣工。敷地面積は3万3443u。建物規模はRC造(一部屋根部分鉄骨併用)地下1階地上2階(塔屋2階)建て延べ7060u(建築面積4348u)。
 施設概要は▽大ホール1188席(楽屋7室、シャワー室)▽大ホールロビー430u▽小ホール290u(収容人数180人)▽国際会議室290u(同150人)▽第1〜4会議室各40u(同24人)▽特別第1会議室40u(同15人)▽特別第2会議室24u(同13人)▽和室(茶室)広間10帖、小間4・5帖、水屋(同12人)▽料理教室30u(同20人)▽その他(事務室、機械室、倉庫)▽駐車場420台(第1駐車場396台、第2駐車場24台)▽外構(植栽、電灯、水路等)――など。k_times_comをフォローしましょう
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