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建通新聞社(中部)
2020/09/04

【愛知】ナゴヤキャッスル スイート中心に建て替え 

 ナゴヤキャッスル(名古屋市西区樋の口町3ノ19)は、建て替え後の同ホテルについて、大半をスイートルームにする高級ホテルとして考えていることを明らかにした。客室数は約120室を想定。ホテル内には既存ホテルにある「天守の間」と同等の、約3000人が収容可能な宴会場も設ける見通しだ。
 建て替え後の建物規模は「検討中で、今後詳細を決めていく」としながらも、名古屋市が定める景観計画などに基づき、現在の規模(鉄筋コンクリート造地下1地上11階建て延べ約3万5000平方b)程度とするもよう。大部分をスイートルームにすることに伴い、部屋数は現在の195室から約120室まで減らすとしている。1部屋の広さについては、平均で約65平方bする考え。さらに全室を、約50平方b以上の面積を確保するとしている。
 宴会場は3000人規模を想定。既存のホテルにも、中部地区で最大規模となる3000人が収容可能な宴会場(天守の間)を設けており、建て替え後にも同等の機能を盛り込む予定だ。
 開業時期は2024年度を予定。詳細については未定としているものの「この開業時期を目標に、解体・新築を進める」とした。ただし、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、今後の予定を見直す可能性もある。
 同ホテルは1969年に完成。その後、国が指示した要緊急安全確認大規模建築物の耐震診断で「T」の判定を受けたこともあり、2018年に耐震補強を終えている。名古屋市を代表する老舗ホテルとして営業してきたものの、9月30日をもって営業を一時休止することを発表していた。
 また、親会社である興和(名古屋市中区)は、20年3月期の連結決算で、同ホテルの建て替えなどに向けた費用として約40億円の特別損失を計上。このうち約13億円を投じて解体するとしている。

提供:建通新聞社