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建通新聞社四国
2020/09/11

【高知】高知市のかるぽーと改修 10月にDB公募プロポ公示

 高知市は、文化プラザ「かるぽーと」の長寿命化改修に向け、9月補正予算案に2021〜23年度の継続費(債務負担行為限度額)として40億円を設定した。9月議会での議決を経て、設計施工一括方式の公募型プロポーザルを10月上旬に公示する。
 規模は鉄骨鉄筋コンクリート一部鉄骨一部鉄筋コンクリート造地下3階地上11階(塔屋1階)建て延べ3万5889平方b。劣化しているホールの舞台機構、音響、照明などを更新する他、消防設備、衛生設備、電気設備、エレベーターの更新を進める。また小ホールや展示室の可動壁更新、建物北側の外壁改修なども実施する。
 かるぽーとは01年に完成し、設備関係の耐用年数が過ぎるなど全体的な劣化が進んでいた。市では、全ての必要な改修を実施すると110億円程度掛かるため、緊急性の高い改修に絞り込んだという。工事期間中の22年4月から23年6月までは全館休館とし、重点的に改修工事を進める。
 所在地は九反田2ノ1。劣化度調査、整備基本計画策定、事業者選定支援業務は全て八千代エンジニヤリング(東京都台東区)が担当した。
提供:建通新聞社