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建通新聞社(岡山)
2020/09/23

【岡山】西日本高速道路中国支社 岡山自動車道の4車線化事業に伴う橋梁設置の詳細設計3件を委託

 西日本高速道路中国支社は、岡山自動車道の4車線化事業に伴う橋梁設置の詳細設計3件を千代田コンサルタント広島支店(広島市東区)らに委託した。設計期間はいずれも2021年6月末まで。
 今回設計委託した橋は畦地第一橋、畦地第二橋、有漢高架橋の3橋で、いずれも4車線化区間として追加された有漢インターチェンジ(以下IC)の前後区間延長3・3`の付加車線整備に伴い新設する橋梁。
 各橋の概要は畦地第一橋が橋長220b、上部工は鋼4径間連続鈑桁橋、下部工は逆T式橋台1基および柱式橋脚3基(張り出しあり)、基礎は深礎杭の場所打ち杭3基。場所は賀用IC〜有漢IC間の高梁市有漢町有漢。設計は千代田コンサルタント。
 畦地第二橋は橋長220b、上部工は鋼2径間連続鈑桁橋、下部工は柱式橋脚1基(張り出しあり)、基礎は深礎杭の場所打ち杭1基。場所は有漢IC〜賀用IC間で第一橋と同所。設計は建設技術研究所岡山事務所(岡山市北区)。
 有漢高架橋は橋長342b、上部工はプレキャストコンクリート5径間連続箱桁橋(片持工法)、下部工は柱式橋脚4基。なお、この業務には既設橋梁の耐震補強設計も含む。場所は有漢IC〜北房IC間の同市有漢町上有漢。設計は建設技術研究所岡山事務所(岡山市北区)。
 岡山自動車道の4車線は鋭意促進しており、現在事業化されている付加車線工事区間がすべて完成すれば進捗率は89%となる見通し。有漢IC前後の3・3`区間は調査や測量設計を進めており、具体的な着工時期は未定。

「提供:建通新聞社」