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北陸工業新聞社
2020/10/02

【富山】活用検討、月内に委託/氷見市市民会館の跡地/旧保育園なども対象

 氷見市は、市民会館跡地等利活用検討事業として、9月補正予算に615万円を新規計上した。
 9月に解体工事を終えた市民会館の跡地利活用方策と隣接する教育文化センターの整備・改修方針に加え、近隣に残る旧南大町保育園の利活用も協議される。
 市では、有識者や利用団体代表、高校生、大学生など10人程度でつくる「市民会館跡地等利活用検討委員会」を新たに組織して意見を聞く。11月にも第1回を予定し、年度内に3回程度開催する。検討委を前に、今月には、利活用検討業務委託が発注される。
 跡地は本町に位置し、敷地面積4220平方メートル。今月から当面は、駐車場として開放する。教育文化センターは、1982年の建築で耐震化のほか、空調設備や外壁などの改修が必要とされる。南大町保育園は4月、統合により移転した。
 ひみまちなかグランドデザインでは、跡地について教育文化センターと一体となった「水とみどりの憩いの空間」として、(仮称)ひみ発見館や広場の整備が示されている。

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