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滋賀産業新聞
2020/10/08

【滋賀】県都計課 県営3都市公園の民活導入

 県土木交通部都市計画課は、県営都市公園の「びわこ文化公園」、「びわこ地球市民の森」、「奥びわスポーツの森」について、民間活力導入の検討調査に着手する。今年度内をメドに民間事業者と各公園に適した事業条件の検討など、調査内容を取りまとめ、方針を決定していく考え。

 各3公園のスケジュール等は次の通り。

 【びわこ文化公園】
▽22年度より指定管理機関の開始を予定しており、21年度にも指定管理者を公募する。以前行ったサウンディング型市場調査の結果を踏まえて、指定管理者事業と収益事業の公募も含めて調査、検討を行う。同公園は、公募設置管理制度(Park―PFI)または、設置管理許可制度による公園施設の設置管理と指定管理者制度に基づく公園区域全体の管理運営を行う事業者ヒアリングを行う予定。

 【びわこ地球市民の森】
▽22年度より指定管理機関の開始を予定しており、21年度にも指定管理者を公募する。同公園は、次期指定管理者の公募に関して、公園内で活動する団体や、地域の事業者と連携した、更なるにぎわい創出を図ることを求める予定。そのためにも今年度は、21年度の公募に向けた関係団体へのヒアリングを行い、にぎわい創出に向けた取組方策を探っていく。事業者ヒアリングは、県営公園の指定管理事業に参画する事業者や守山市及び近隣市の商工会議所に所属する事業者等を中心に行う。

 【奥びわスポーツの森】
▽今年度より5年間の指定管理期間が開始され、サウンディング型市場調査でも、収益事業単独での参入を望む意見があり、収益事業のみでの公募が可能になったことから、今年度は収益事業の公募を行う。同公園は、公募設置管理制度(Park―PFI)を行う事業者ヒアリングを行い、ヒアリング結果を踏まえ、公園施設の種類、規模を検討し、対象公園施設の整備区域を選定する。

 なお、コンサルは、中央コンサルタンツ滋賀事務所(大津市)が担当。
 また、同課では、県営都市公園マネジメントの基本方針策定にも取り掛かっており、12月中旬に開催を予定している県議会の常任委員会で最終案を報告し、同月下旬には基本方針を策定する。

提供:滋賀産業新聞