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北陸工業新聞社
2020/10/09

【新潟】物流関係企業誘致へ地鎮祭/廣瀬が的場流通南工業団地/西区

 廣瀬(新潟市西区善久823番地 廣瀬徳男代表取締役)が事業主となり、新潟市西区で計画する「的場流通南地区工業団地造成工事」に係る起工式・安全祈願祭が8日、西区小新字的場の造成区域内で執り行われ、工事関係者ら約15人が集まり、周辺地域の活性化へ期待を込めた。
 地鎮之儀では、開発設計を担当する都計の佐藤秀司代表取締役社長が斎鎌、事業主である廣瀬の廣瀬徳男代表取締役が斎鍬、施工担当で廣瀬の廣瀬雄一専務取締役が斎鋤を行ったほか、玉串を捧げるなど工事の安全を祈願した。
 式典終了後、廣瀬社長は報道各社の取材に応じ「当初は進出企業の予約で埋まっていたが、新型コロナウイルスの影響で一部キャンセルが出ている。立地が良いので立派な工業団地を造り、新潟市の基準に沿った形で物流関係の企業を誘致したい」と意気込み、巣ごもり需要やネット通販をはじめとする物流倉庫等の需要は結構あるとの認識を示した。
 新潟市が官民連携事業として進めてきた8地区の新たな工業用地として開発。計画によると、廣瀬が事業主体となり、開発区域10・4ヘクタールに、宅地9・2ヘクタール、公衆用道路(W=15メートル)0・65ヘクタール、雨水調整池他0・55ヘクタールを整備する計画。工期は22年8月を予定。製造業・物流業を対象に、22年12月ごろの分譲を予定。10月5日現在で4区画が内定済みで、3区画が交渉可能となっている。
 的場流通南地区は、北陸自動車道に直結する国道116号新潟西バイパスの小新ICに近接し、新潟中央環状道路と広域幹線道路との結節点に位置する、高速・広域交通網の利便の良い地区。また、近隣には新潟流通業務団地や新潟流通業務団地の同等、または補完機能を有する的場地区が位置している。

hokuriku