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建通新聞社
2020/10/09

【大阪】大阪メトロ 25年度までに15駅を改修

大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)は、「御堂筋線動物園前駅」と「堺筋線動物園前駅」の大規模リニューアルに向け、早ければ本年度内に工事を発注する。
 御堂筋・堺筋両線の動物園前駅は、大阪市西成区太子1ノ6ノ12に位置。延べ床面積は御堂筋線が6685平方b、堺筋線が9984平方b。両駅ともリニューアルに伴う建築工事、機械設備工事、電気設備工事、鉄道電力工事、鉄道通信工事などを予定。先端技術によって映し出される動物や、木漏れ日のような照明などにより、自然の雰囲気を表現する。工事費は16億3700万円を見込んでいる。
 実施設計は中西正佳・貴志泰正・京智健設計共同体が担当。
 同社では、老朽化が進む駅について、順次リニューアルを進めていく計画。2025年度までに御堂筋線9駅(梅田、新大阪、中津、心斎橋、動物園前、淀屋橋、本町、大国町、天王寺)、中央線6駅(大阪港、堺筋本町、弁天町、本町、谷町四丁目、森ノ宮)を対象としている。このうち、中津駅については19年度に完了している。今後、20〜21年度に心斎橋駅など4駅、22〜25年度に10駅のリニューアル工事を実施する予定だ。投資額は全体で282億円を見込んでいる。

提供:建通新聞社