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日本工業経済新聞社(群馬)
2020/10/09

【群馬】伊勢崎土木が男井戸川の河川改修2件

県伊勢崎土木事務所は11月中に、伊勢崎市上諏訪町地先の男井戸川河川改修工事を発注する。中流工区の下流部約100m分で、開渠部改修を2分割で実施。各延長や発注の方法は、これから調整する。2021年度には取水堰改修に取り組み、22年度は暗渠部の改修に着手する方針。暗渠部の設計は現在作業中。現地状況を考慮し、施工時の周辺影響が少ない方法を検討している。事業全体の完了は25年度を目指す。
男井戸川の河川改修事業は、19年度に中流工区600mがスタート。同工区最下流にあたる開渠部の改良に取り組んでいる。20年度に開渠部と取水堰の改修工事を計画したが、関係機関と調整した結果、同堰の改修は21年度に見送ることになった。
開渠部はL型護岸の設置やブロック積工により改修する。工期などを考慮して発注方法を判断し、11月中には公告または指名する方針。設計は技研コンサル(前橋市)が担当した。
20年度の施工で堰下流までの開渠部を仕上げる。21年度の非かんがい期に、条件付き一般競争入札で堰の改修工事が発注される見通し。堰はトルク軸式鋼製起伏ゲートで、工場製作した可動部の組み立てなどを行う。22年度以降は堰上流の暗渠部に移行する。
暗渠部は設計作業が進行中。同設計業務も技研コンサルが担当している。施工時の振動発生や通行止め期間などを考慮し、当初計画と異なる工法に変更するもよう。人家に近い約350m分について、より周辺地域に影響が少なく、工期が短縮できる手法を探っている。殖蓮中学校周辺の約150mはオープン掘削による施工が見込まれる。年度末までに設計をまとめ、21年度に内容を精査、22年度に下流側から暗渠施工を進める。
工法の変更や用地補償費および埋蔵文化財調査費の増額に伴い、全体の事業費が30億円から55億2500万円に増額となる見通し。19年度末までの進捗率は事業費ベースで56・9%。計画延長1890mに対して、970mが完了している。
中流工区が完了した後には、改修事業スタート時に整備した調整池までを対象とする上流工区320mを施工する。開渠による整備を予定するが、整備手法の詳細はこれからの検討事項。事業全体の完了は25年度を目指している。