トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建設新聞社(長崎)
2020/10/19

【佐賀】佐賀地方・家庭裁判所 新庁舎建設に23年度着工

総工費は約51億円見込む
   地下1、地上5階建て

現地改築する佐賀地裁の庁舎 佐賀地方裁判所と佐賀家庭裁判所は、佐賀市中の小路の地裁庁舎および家裁庁舎を現地改築する。両庁舎を統合する予定で、新庁舎の規模は鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階、地上5階建て・延床面積約8600平方bを想定している。2021年度から設計に入り、23年度から新庁舎建設に着工、26年度の完成を目指す。総工費は約51億円を見込んでいる。
 現在の地裁庁舎は鉄筋コンクリート造3階建て・延床面積4141平方b(1965年建築)、家裁庁舎は同・延床面積1904平方b(66年建築)で、同一敷地の南側に地裁庁舎、北側に家裁庁舎が建っている。いずれも建築から50年以上が経過し、老朽化が進んでいるため、現地での建て替えが必要と判断した。
 新庁舎は一つの建物に地裁、家裁、簡裁の3裁判所を集約する方針で、延床面積は現在の1・4倍の約8600平方bとなる。現在の家裁庁舎駐車場に仮庁舎を建設し、家裁庁舎と接続。新庁舎は現在の地裁庁舎のある場所に建設する予定。
 現在の計画では、20年度に測量や地質などの敷地調査を実施。21―22年度に新庁舎の設計、仮庁舎の建設工事、地裁庁舎の解体工事を行い、23―25年度で新庁舎を建設、入居完了後の25年度に仮庁舎、家裁庁舎の解体工事を実施する。26年度は外構工事を予定している。
ksrogo